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1.2023年度一般社団法人日本胸部外科学会第1回理事会ニュース 2.2023年度一般社団法人日本胸部外科学会第2回理事会ニュース
1.2023年度一般社団法人日本胸部外科学会第1回理事会ニュース
開催日時:2022年11月22日(火)9:10~11:10 開催会場/方法:日本橋ライフサイエンスハブ8FA会議室/現地開催(Hybrid)
[2023年度委員会構成・委員選任および年度計画の件] 委員会構成・委員選任(対外委員会含)が審議され承認された。 1)新旧引継理事会(10/8)の際に委員長・副委員長を決定し、2023年度から2つのWG新設(準会員制度WG、NPPAWG) 2)本理事会では委員会委員を決定 3)会議開催方法は原則として理事会は現地開催とし(Hybrid開催)、委員会はWEB開催とする。
1.理事会 年度計画 1)理事会年5回開催:第2回1/6、第3回3月、第4回6月(予算承認)、第6回9月(決算承認)、第1回臨時理事会、新旧引継理事会開催 2)総合将来計画委員会開催(理事会と交互開催) 3)リーダーシップMTG:本会・日本心臓血管外科学会・日本呼吸器外科学会・日本食道学会の各学会理事長・リーダーで構成し年1~2回開催、第1回は1.NP・PAの議論、2.JaSECT・準会員制度に関して審議し、その後、総合将来計画委員会で具体的議論をする。 4)新委員会活動開始:準会員制度WG、NP・PAWGを設置、また、国際委員会はAATSとの関係を強化する、財務委員会はよりよい財政を目標とする。 理事会の目標「3分野の最大限の活動発展とその総合力を発揮し、本会の学術的発展と合理的運営、次世代胸部外科医育成と国際的ブランドを達成していくために、VisionとLeadershipを持ちChallenging、SustainableそしてToughな日本胸部外科学会を構築する」が提示され、定款に基づく事業計画と委員会アクティビティ、事務局体制が報告された。
2.総合将来計画委員会 委員構成、活動計画 1)専門医会員の在り方に関する検討:新制度を制定し2022年度評議員会で承認され施行に向けてNewsletterにて告知する。 2)食道分野の学術集会参加者増加の検討 3)女性理事の議論 4)準会員制度WGでの検討 5)リーダーシップミーティングの具現化 6)その他、委員会のみでは検討し難い課題を議論することが報告された。
3.政策検討委員会 委員構成、年度計画 テーマ「未来予測と施設集約化を考える」を中心に検討する。働き方改革に関しては、厚生労働省・国民へのアピール、メディカルノートを利用し継続的な胸部外科の実体をアピールする。
4.専門医制度委員会 委員構成、年度計画 1)外科学会とサブスペシャルティ領域の連動性の確立 2)専門医制度講習の利便性、システム化の検討 3)外科専門医研修内容の検討と要望提出 4)外科学会を通して日本専門医機構への要望 5)初期研修医、外科専攻医への情報発信 6)現行専門医の新専門医制度への移行手順の確定と現行専門医への周知、外科系サブスペとの協議:機構専門医への移行時期、オンラインシステム登録情報、個人、施設、学会の費用負担、連動更新方式等。「外科+6サブスペ意見交換会」(2022/10/18開催)が提出され報告された。 (1)心臓血管外科専門医認定機構 事業計画 1)専門医修練施設認定、専門医認定業務 2)新専門医制度への移行 3)認定制度の見直し検討、また、日本専門医機構認定サブスペシャルティ領域審査・認定料受領書(心臓血管外科領域2022年度分)が提出され納入したことが報告された。 (2)呼吸器外科専門医合同委員会 日本専門医機構認定サブスペシャルティ領域審査・認定料受領書(呼吸器外科領域2022年度分)が提出され納入したことが報告された。 (3)食道外科専門医 食道外科専門専門医2次審査が終了したことが報告された。
5.専門医会員選出委員会 特段の報告なし。
6.選挙管理委員会 評議員選挙年ではなく特段の報告なし。
7.推薦評議員候補者選考委員会 評議員選挙年ではなく特段の報告なし。
8.会誌編集委員会 委員構成、年度計画 1)GTCSIFの向上(「みんなで伸ばそう!インパクトファクター」活動推進、GTCS引用促進資料、分野別論文リストの更新、Annual Reportの掲載) 2)2023年(2022年Vol.70)GTCS優秀論文賞の選考 3)2023年Best Reviewer Awardの選考 4)GTCS special issueの発行 5)委員の推薦を継続して受け付けていることが報告された。
9.Case Report誌編集委員会 委員構成、年度計画 1)General Thoracic and Cardiovascular Surgery Casesが9/27に創刊、胸部外科学の発展、若手胸部外科医の育成、更にGTCSのImpact factor向上に寄与するために順調な出版を継続する。 2)APCの自己負担額の検討を行う。 3)施設毎投稿数の一覧表を作成し、各施設のモチベーションアップに繋げていけるよう、地方会等で広報活動を行っていく。 4)評議員の責務の1つとして、当該施設・関連施設から投稿を行っていくことの努力義務化を明記して頂ける様、調整を行う。
10.学術委員会 委員構成、Annual Report2019・2020・2021の現状経過、消化器外科データベースの研究公募の開始が報告された。Annual Reportは作成・掲載に時間がかかりすぎており改善を要する。NCDデータをそのまま利用する等、意見が出された。
12.学術集会委員会 委員構成、年度計画 1)第75回学術集会の総括・収支承認 2)第76回学術集会のプログラム・運営の検討・承認 3)第77回学術集会のプログラム、開催内容の検討・承認 4)第78回学術集会の会場・PCOの決定 5)2026年から開始する3分野制度を見据えた運営マニュアルの更新と開催都市の決定 6)学術集会支援WGでの企業共催依頼、また、2026年度から開始される分野会長制度移行スケジュールについて改めて確認があった。
第76回学術集会 第48回体外循環技術医学会大会と同時開催とし、国際委員会と共同でAATS/JATS Aortic Symposiumを開催する。JaSECTは協賛企業が本会と重なっており、財政としては検討を要するが、準会員制度に向けての橋掛かりとしたい。
第77回学術集会 3分野会長の初会合を実施したこと、テーマの決定、日程・方針の決定、2026年度の完全分野会長制に向け、上級演題のあり方、領域横断プログラム、一般演題のあり方を検討していることが報告された。
第78回学術集会 会期は2025年10月最終週、会場は大阪国際会議場を仮予約していることが報告された。次回学術集会委員会で決定となる。
13.財務委員会(財務WG) 委員構成、年度計画 1)本会が会計管理をしている団体と決算時期 2)本会および各団体に関して会計を管理すること。特定非営利活動法人日本胸部外科学会は、2023年度をもって解散し、法人の清算をすること。 3)スケジュール:3月第1回財務WG開催、6月第1回財務委員会開催(2024年度一般社団法人日本胸部外科学会損益予算書の審議・承認)、7月31日2023年度NPO日本胸部外科学会決算、2023年度一般社団法人日本胸部外科学会決算、9月第2回財務委員会開催(2023年度NPO日本胸部外科学会決算書の審議・承認、2023年度一般社団法人日本胸部外科学会決算書の審議・承認)が報告された。
14.倫理・安全管理委員会 委員構成、年度計画 1)「日本胸部外科学会定期学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」に対応する。 2)第76回定期学術集会における医療安全講習会の企画をする。 3)日本医療安全調査機構からの個別調査部会部会員の選任依頼に関して本委員会委員を中心に推薦する。 4)医療事故調査制度の周知および対応をする。 5)医療事故調査等の外部委員依頼に関して対応をする。 6)心臓血管外科ライブ手術は届け出を管理することが報告された。 報告事項: 1)心臓血管外科ライブ手術の届け出を受理した。 2)医療事故調査制度は現況報告および説明用リーフレット他を更新したことが報告された。
15.診療問題委員会 委員構成、年度計画 1)令和8年度外保連要望項目の抽出とデータ収集 2)各種診療関連問題への対応 3)医薬品・医療機器等の供給停止に関する検討が報告された。 令和6年度外保連要望項目[技術・新設] ロボット支援、胸腔鏡下、CABG10項目を外保連試案として提出し可能な限り高い保険点数での収載を目指す。 本会要望項目[新設] 1.弁置換術(ロボット支援) 2.心房中隔欠損閉鎖術(胸腔鏡下) 3.心房中隔欠損閉鎖術(ロボット支援) 4.弁置換術(ロボット支援・2弁) [改正] 1.同種心移植術 2.植込型補助人工心臓設置術においてK601人工心肺を同時算定できるようにする。 3.植込型補助人工心臓設置術においてK552冠動脈バイパス術、K554弁形成術、K555弁置換手術、K557大動脈弁上狭窄手術、K560大動脈瘤切除術、K594不整脈手術を同時算定できるようにする。 4.補助人工心臓設置術においてK552冠動脈バイパス術、K554弁形成術、K555弁置換手術、K557大動脈弁上狭窄手術、K560大動脈瘤切除術、K594不整脈手術を同時算定できるようにする。 5.経カテーテル的大動脈弁置換術 6.自動縫合器加算(K936)の適応拡大 7.超音波凝固切開装置加算(K931)の複数算定(2つまで)、保険材料は、登録必須の材料・薬剤が未登録となっている。あわせて新規登録手続きを進める。
16.ガイドライン委員会 委員構成、年度計画 ガイドライン作成に関して学会間の調整を行う。 報告事項: 1)肺癌診療ガイドライン2022年版の出版に際し後援学会とした。 2)日本循環器連合ガイドラインについて参加学会とした。(2023年4月発足) [肺高血圧症治療ガイドライン、心臓移植に関するガイドライン、急性・慢性心不全診療ガイドライン、先天性心疾患診療ガイドライン、2024年フォーカスアップデート版不整脈治療]
17.研究・教育委員会 委員構成、年度計画 1)JATS Research Project Award: 第1回(2018年度):JATS award for transitional clinical research受賞者が論文をGTCSに投稿予定(発表延期があり1年延期) 第2回(2019年度):JATS award for transitional clinical research受賞者が論文をGTCSに投稿予定 第3回(2020年度):JATS award for young investigators受賞者が論文をGTCSに投稿予定 第5回(2022年度):第75回学術集会で受賞が発表された4名に助成金を支援済 第6回:来春募集予定 2)Postgraduate Course:今後、順次策定予定、心臓血管外科(3学会合同PGC委員会)、呼吸器外科、食道外科 3)サマースクール: 第11回呼吸器外科サマースクール-肺の手術にトライしてみよう- 2023/7/8(土)9(日) 神戸医療機器開発センター(MEDDEC)・ニチイ学館ポートアイランドセンター 事務局代表:岡田克典 第12回心臓血管外科サマースクール: 2023/8/26(土)27(日)予定 当番幹事:岡田健次が報告された。 報告事項: 第11回心臓血管外科サマースクール会計報告は鈴木財務委員長に監査を依頼。結果、適切に処理されているとのことで監査報告書を実行委員会に提出した。
18.JATS Academy委員会 委員構成、年度計画 1)JATS Academy Webinars:委員会主導によるWEBINAR、心臓・呼吸器・食道で定期的に開催予定、心臓領域は次回、心臓弁膜症をテーマに開催を模索中。 2)JATS後援WEBセミナー:ランチョンセミナーのWEB版。定期的開催を目指し企業に趣意書を配布し募集する予定。 予定WEBセミナー: 2022/11/30(水)19:00~20:30 Abbott社 テーマ「患者QOLのためにComprehensive Heart Valve Centerを目指す-Episode1:僧帽弁治療戦略-」 3)JATS Academy教育プログラム:大動脈弁形成ワークショップ、MICSワークショップ、年1~2回の開催を予定。EACTS Academyを参考に今後教育プログラム(心臓・呼吸器・食道)を拡張予定。 4)関連教育プログラム:3学会構成TAVIワークショップ、年1、2回の開催を予定。 報告事項 1)第2回JATS Academy Webinars(JACS胸腔鏡安全技術認定部会共催): 第4回胸腔鏡安全技術セミナーを開催:2022/10/27(木)18:00~19:15、総登録者214名、全参加者117名 2)各ワークショップの報告: 1.JATS Academy 大動脈弁形成ワークショップ:2022/10/8(土)12:00~16:30、参加者12名 2.JATS Academy MICSワークショップ:2022/10/6(木)13:00~17:00、参加者12名 3.3学会共催TAVIワークショップ:2022/10/7(金)、12:40~18:20、参加者12名が報告された。
19.広報委員会 委員構成、年度計画 1)ホームページにリンクする関連団体についての規定 2)ガイドライン掲載ページの整理 3)バナー広告:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、コヴィディエンジャパン株式会社、エドワーズライフサイエンス株式会社、日本ゴア合同会社、SBカワスミ株式会社、株式会社カイトーを掲載中。 4)News Letterメールの発刊、また、メディカルノートとの連携が報告された。
20.総務・渉外委員会 委員構成、年度計画 1)勤務医師賠償責任保険および団体保険制度の管理と加入者増加対策の実行 2)会員管理システムの管理 3)賛助会員募集とインセンティブの検討 4)理事退任時に贈呈する盾の作成 5)職員業務分担・給与・服務規程等の管理 6)3学会合同呼吸療法認定士認定試験、臨床工学技士国家試験、4学会合同体外循環、技術認定士認定試験、4学会1研究会合同人工心臓管理技術認定士認定試験結果のとりまとめが報告された。
21.JATS-NEXT委員会 委員構成、年度計画 1)JATS-NEXTホームぺージの構築 2)第1回JATS-NEXT Annual Conferenceの開催日と内容の検討を行う。 3)76回定期学術集会におけるJATS-NEXTセッションの内容の検討、JATS-NEXTルームの内容を検討することが報告された。
22.定款改訂委員会 委員構成は留任、特段の報告事項はない。
23.臓器移植委員会 委員構成、年度計画 心臓移植・肺移植・心肺同時移植に関わる診療を円滑に進めるために、心臓移植・心肺同時移植関連学会協議会ならびに肺移植関連学会協議会などと協力しながら、移植医療に関わる体制整備、普及啓発に努めていく。
24.胸部外科医労働環境委員会 委員構成、年度計画 1)働き方改革実現に向けて他学会とも協力を図りながら検討する。 2)男女共同参画について関連学会の男女共同参画WGや日本胸部外科女性医師の会、日本女性外科医会と連携を図り提案を行う。
25.チーム医療推進委員会(NP・PAWG) 委員構成、年度計画 医師の働き方改革を受けタスクシフティング、チーム医療の推進を行う。特に本年度はNPの胸部外科診療における一層の活用を図るべく、問題点の抽出とその解決策を提案することを最優先の目標とする。 課題 1)学会認定資格の検討 2)どこまでの医療行為を許容するか 3)受け入れ側病院の体制を検討する。 報告事項: 厚労科研「看護職及び特定行為研修修了者の医行為の実施状況の把握・評価のための調査研究」に参加協力する。
26.国際委員会 年度計画 (1)2023年度フェローシップ事業の実施:JATSフェローシップは12/1を締切として例年同様に募集を⾏っている。JATS/AATS Foundation FellowshipはAATSとメドトロニックの意向で今期の募集はせず延期となった。過年度選出者でまだ留学を達成していないフェローは受け入れ再開施設へ順次渡航し、帰朝報告を行っていただく。 (2)トラベルグラント(アジアトラベリングフェローシップ):第76回定期学術集会と協⼒し実施していく。 (3)帰朝報告会の実施:学会企画・ホームカミングセッション)を開催予定。 (4)AATSとのLOA:2022年10月に今後の契約に関するミーティングを実施した。また、呼吸器外科もAATSとジョイントする方向で進めており関係を構築していく。
27.COI委員会 委員構成、年度計画 本会「医学研究の利益相反(COI)に関する指針」に基づき、役員等の利益相反自己申告書の提出を依頼し管理する。
28.地方会のあり方委員会 委員構成、年度計画 1)第76回定期学術集会JATS Case Presentation Awards準備 2)一体化後初の補助金が含まれた各地方会決算書の確認 報告事項 1)第75回定期学術集会JATS Case Presentation Awards受賞者が報告された。
2023年度理事会・評議員会開催日程の件 次回以降の開催日及び議題が報告された。
2.2023年度一般社団法人日本胸部外科学会第2回理事会ニュース
開催日時:2023年1月6日(金)15:30~19:00 開催会場/方法:東京国際フォーラムG409/現地開催(Hybrid)
各種委員会議案審議・報告の件
1.理事会 審議・報告事項 1)第1回リーダーシップミーティング議事次第(2022/12/12開催)が提出され検討された。 1.NP・PA制度:第75回定期学術集会の際の4学会理事長対談に於いて厚生労働省医政局の山本課長に出席いただき議論をしたが、特定行為研修修了看護師の方々と一緒にキャリアデザインを描き、タスクシフトができれば、働き方改革の課題解決になる。関連団体・学会とも協力しながら、4学会認定の特定行為研修修了看護師の制度を進め実現していく。本会として最大のMissionであり、具体的にはNP・PAWGを新設し、3分野の認定制度として統一のことができる人を認定する。ICU管理については調整していく。 2.JATSと3学会の連携[3分野会長制の内容の擦り合わせ]:2026年に3分野会長制となるので、「胸部外科Week」(プログラム・外国人招聘のバランス)を具現化していく。 2)一般社団法人補助人工心臓治療関連学会協議会(2022/2/17に一般社団法人化)の役員推薦:定款に則り、来期役員の推薦依頼があり検討し回答する。 3)心筋保護に関するガイドライン作成:班員の推薦と外部評価委員の候補者推薦依頼があり、齋木統括会長を推薦することが承認された。 4)一般社団法人日本低侵襲心臓手術学会委託業務依頼(専門医認定申請にかかる認定業務における事務作業):基本契約書・覚書が提出され承認された。
2.総合将来計画委員会 第1回委員会議事次第・資料(2022/12/27開催)が提出され検討された。 1)食道分野会員の学術集会参加費の検討:2023年度第1回理事会にて食道分野の会員の参加費の値下が決まっており、第1回総合将来計画委員会で次の通り提案され、検討の結果、理事会でも承認された。 1.対象:JATSの会員であることは求めないが、日本食道学会の会員であること。 2.参加費:15,000円、プログラムを充実させ周知し参加者を増やす方針とし、事前登録・当日参加共に同額とする。 3.徴収方法:参加登録システムを改修し、日本食道学会の会員区分を追加し事前登録していただく。(参加者の専門分野が明確になる) 4.アナウンス・ホームページの表記の方法:専門医会員の年会費の値下げとともに周知する。食道分野としては、専門医会員の年会費が下がること、また、学術集会参加費を下げることで参加者増を図る。また、クレジットは専門医を取得された方に絞り、本会でないと講習を受けられないようなプログラムとする。 5.実施時期:2023年度第76回定期学術集会から開始する。 2)開催日決定にあたり配慮が必要な学術集会:2024年第77回定期学術集会は日本肺癌学会10/30(水)~11/2(土)、JDDW10/31(木)~11/3(日)と会期が重なり、また、2025年は日本脈管学会と重なっている。数年先の予定であり情報共有が難しいが重なると困る学会は決まっているので注意を図る。 3)第75回定期学術集会プログラム「4学会理事長対談、医師の働き方改革」:厚生労働省医政局の山本課長に出席いただき4学会理事長との対談内容がメディカルノートNews&JournalとYahoo!ニュースへ配信された。要望事項として、1.診療報酬の増額分の外科医への還元、2.ICU管理体制(closedICUなど)の充実、3.特定行為研修修了看護師の診療科付配属があげられ、3に関しては確約をいただけたことが報告された。 4)女性理事の議論:就任時期・人数・選定方法を検討し実現化していくことが提案され承認された。2024年からスタートし、心臓・呼吸器各1名とし、理事(委員長)に就任していただく。 5)2023年度総合将来計画委員会開催スケジュール: 第2回3/13(月)8:00-19:30 第3回5/25(木)17:00-19:00 第4回7/19(水)17:00-19:00 第5回10/4(水)16:00-18:00
2.準会員制度WG 日本体外循環技術医学会(JaSECT)との打ち合わせを経て議論をする予定であることが報告された。
3.政策検討委員会 第75回定期学術集会プログラムで開催した4学会理事長と厚生労働省医政局の山本課長との対談「医師の労働時間規制」について、株式会社メディカルノートの記事が提出され、Yahooと株式会社メディカルノート社のホームぺージへ掲載することが承認された。また、2023年度のテーマ「未来予測と施設集約化を考える」を検討する。
4.専門医制度委員会 「第2回外科系サブスペシャルティ領域専門医制度に関する面談」(2022/12/19開催)があり、基本領域とサブスペ領域の連動更新、サブスペ領域における日本専門医機構への個人情報提供に関して現状が報告された。 (1)心臓血管外科専門医認定機構 1.2022年度心臓血管外科専門医の認定:新規申請155名、受験者148名、合格143名(うち新制度の受験者10名)、合格率96.6%、更新申請合格286名、猶予申請合格10名、再取得申請合格4名、認定登録医申請合格4名、修練指導者申請合格83名 2.心臓血管外科専門医問題解説出版の提案:日本心臓血管外科学会U-40主導で作成すること。 3.4回目以降の更新申請:NCDに登録している100例で更新可とすること。 4.医療安全講習会、指導医講習会(第51回日本血管外科学会) 5.認定修練施設申請書 6.人工心肺装置のe-learning:日本人工臓器学会の研修導入を検討していること。 7.2023年からの新代表幹事・新総務幹事・新委員が報告された。 (2)呼吸器外科専門医合同委員会 1.2022年度呼吸器外科専門医の認定:新規申請97名、受験者93名、合格78名(うち新制度の受験者は4名)、更新申請合格190名、猶予申請合格22名、認定登録医から復活申請合格4名 2.新規呼吸器外科専門医申請:NCD専門医申請システムを改修することが報告された。 (3)食道外科専門医 2022年度食道外科専門医新規申請: 一次審査申請28名、18名が二次審査、二次審査:食道外科専門医認定試験合格18名、合格率64.3%、更新申請39名、合格38名、2023年度食道外科専門医新規申請は例年通り実施することが報告された。 なお、監事から専攻医の奨学金支援制度に関して地域枠の問題が提起され意見が出された。
5.専門医会員選出委員会 2024年度専門医会員選出委員会の審査判定:定款施行細則に則り、2024年度専門医会員申請の受付を2月より行うため、ホームページに受付開始を2/1に掲載して周知する。申請締切は5/2(必着)とした。
6.選挙管理委員会 評議員選挙年ではなく特段の報告なし。
7.推薦評議員候補者選考委員会 評議員選挙年ではなく特段の報告なし。
8.会誌編集委員会 報告事項 1)GTCS論文投稿・掲載状況(2022/12/10現在): 新規投稿数468編(Original Article380編/Case Report2編)、 Accept127編(Original Article84編/Case Report10編)、 Accept率(Original Article20.6%/Case Report29.4%)、 所要期間・Online First短縮している、 掲載数166編(Original Article97編/Case Report35編は積み残し分)、食道分野の投稿が増加、Accept率の低下(IFとの関係)、本年からCase Reportは原則掲載しない、心臓血管外科分野はAATSとのコラボ(Aortic Symposium・Mitral Conclave)を特集することを依頼している。
9.Case Report誌編集委員会 報告事項 1)GTCC論文投稿・掲載状況(2022/12/15現在):投稿受付開始2022/4/14、投稿数131編、Accept数29編(最新39編)、Accept率47%、出版14編(年間50編目標) 2)iThenticateの導入(論文盗用チェックソフト) 3)会員による論文のAPC免除アカウント管理システム変更、GTCSもiThenticateを導入しているかを確認すること、食道の投稿増を図る。
10.学術委員会 1)Annual Report2019、2)2020、3)2021を準備中である。 4)Annual Report作成の行程と行程上の問題点が報告された。 5)第29回NCD運営委員会報告(2022/11/29開催): 1.運営委員変更 2.NCDクラウド移行の進捗状況 3.NCDデータ突合についての注意喚起 4.NCDへの業務依頼にあたっての注意事項が報告された。 6)「2023年度NCDデータを用いた食道分野の研究課題の公募」:食道分野の研究課題を毎年1~2題、研究種目、採用課題数・応募方法・締切(2/1)、研究経費、申請書が提示され申請を開始することが報告された。
12.学術集会委員会 審議事項 1)2026年開催の学術集会会場:名古屋に決定されたが、改修工事延期のため間に合わず、2026年以降の開催会場の決定方法が次の通り承認された。 1.開催会場の決定方法:開催年の領域の会長候補が選択権を持ち、本委員会で承認し、理事会に報告し、最終決定は評議員会とする。日程は会場を仮予約する段階で事務局に連絡をいただき、開催時期が重ならない方が良い学会と調整を図り、3分野会長はフェアであるが領域の順番で選択権を持つこととする。また、収容人数、宿泊が問題なければ、地方での開催も可とする。 2.領域の順番:総合将来計画委員会で決定することが承認された。 2)抄録:1.一般演題の英語抄録登録時期:抄録を早く公開するため、登録時期を早めることが次の通り承認された。登録時期:演題登録期間中に日本語と英語を両方登録する(DeepLなどの翻訳ソフトを活用していただく)。 2.登録文字数:査読者の判断のため、抄録本文は和文:全角1,000文字以内(図表がある場合は800文字)、英文:半角1,200文字以内(図表はファイルを1つまで)、英文は和文全角1,000文字以内に合わせた文字数に変更する。 3)倫理的手続き:第76回定期学術集会ホームページ掲載案が提示され承認された。[各施設における倫理審査の開催状況が異なるため「倫理審査中」の演題も受け付けます。審査中で演題登録をされる場合は発表前までに審査を済ませるようにしてください。審査中の場合には「申請番号」と「承認予定日」を入力ください。申請番号が決まっていない場合には「未定」と記入ください。なお、審査結果が出た場合は学会事務局まで速やかに報告をしてください。] 4)会長・分野会長の英語表記:心臓分野:Cardiac Section、呼吸器分野:Thoracic Section、食道分野:Esophageal Sectionに統一することが承認された。 5)2025年第78回定期学術集会開催会場とPCOの決定方法:1.会期・会場:2025/10/23(木)~10/25(土)、大阪国際会議場、2.PCOの決定方法:継続してコングレに依頼し、以降はコンペ等を実施する。 6)プログラム委員会の構成:原則として、学術集会委員会委員と国際委員会委員は必須としない。 7)開催日の確認が必要な学会::関連学会学術集会日程リストが提出され、学術集会会期が重ならないよう事前に調整を図る。
第75回定期学術集会 会期:2022/10/5-10/8、オンデマンド配信:2022/10/12-11/20(日) 会場:パシフィコ横浜、テーマ「協奏する胸部外科」、AATS/JATS Mitral Conclave in Yokohama 2022(10/8開催)、WEBアンケート結果が提出され報告された。 1)参加3,689名、PGC参加1,889名、海外招聘者:来日12名・全体33名 2)会場・オンデマンド視聴状況:参加登録者数推移、セッション別参加者数、オンデマンド配信セッション再生回数、ポスターセッション再生回数、オンデマンド配信日別アクセス数、1時間あたりの視聴者数 3)アンケート結果報告:781名回答、選択形式は概ね好評。 4)収支目途:黒字予定、本会事務局担当者が活躍し、プログラム編集担当・当日開催担当もスムーズであった。
第76回定期学術集会 会期:2023/10/19(木)-21(土)(3日間に短縮変更) 会場:仙台国際センター、テーマ「Harmonization&Co-creation–to go one step further–」、 第48回日本体外循環器技術医学会大会(10/20-21)を共同開催、 AATS/JATS Aortic Symposiumin Sendai 2023(10/22、ウエスティンホテル仙台)を開催する。 演題募集期間:2/15(水)~4/19(水)、PCOとの業務委託契約書が提出された。
第77回定期学術集会 審議事項 1)会期:日本肺癌学会・JDDWと重なることがわかり、2024/11/2(土)‐11/4(月・祝)に変更する。 2)プログラム構成:上級演題数、上級セッションの組み合わせ、Abstractセッション、Mitral Conclave Workshopを開催することが承認された。 報告事項 3)テーマ「Singularity」JATSの大変革点転換点をイメージした。
13.財務委員会(財務WG) 特段の報告なし。
14.倫理・安全管理委員会 特段の報告なし。
15.診療問題委員会 1)令和6年度外保連試案掲載:10項目の試案掲載を要望し、次の通り9項目が承認された。 1-1.弁置換術(ロボット支援) 1-2.弁置換術(ロボット支援・2弁) 2-1.心房中隔欠損閉鎖術(ロボット支援) 2-2.心房中隔欠損閉鎖術(胸腔鏡下) 3-2.心腫瘍摘出術・心腔内粘液腫摘出術(単独)(胸腔鏡下) 4-1.(冠動脈血行再建術(1吻合)を伴う)(ロボット支援) 4-2.(冠動脈血行再建術(1吻合)を伴う)(胸腔鏡下) 5-1.冠動脈血行再建術(2吻合以上)を伴う(ロボット支援) 5-2.冠動脈血行再建術(2吻合以上)を伴う(胸腔鏡下) 2)機械弁の償還価格下落に伴うセンチュリーメディカル社の対応:償還価格が下落する状況であり、厚労省に数学会(日本心臓血管外科学会・日本胸部外科学会・日本循環器学会・日本小児循環器学会・成人先天性の学会)で要望書を提出する。 3)小児用動脈カニューレ一部供給遅延:一部製品における供給遅延のお知らせが報告された。 4)IABP供給遅延:供給不足が生じていることが報告された。 5)尾崎法:日本透析医学会から連絡があったことが報告され、本会としては外保連試案収載を支持しないことを再度確認した。
16.ガイドライン委員会 特段の報告なし。
17.研究・教育委員会 1)JATS Research Project Award:6・12月末は報告書の提出時期にて進行管理者が確認中。2)Postgraduate Course:委員会議事録(2022/12/26開催)が提出され、決定した2023年の食道外科コースの内容が報告された。
18.JATS Academy委員会 1)JATS後援WEBセミナー:学術集会のランチョンセミナーのWEB版として第1回を開催したことが報告された。11/30(水)19:00~20:30、Abbott「患者QOLのためにComprehensive Heart Valve Centerを目指す-Episode1:僧帽弁治療戦略-」。
19.広報委員会 第1回委員会議事録(2022/12/12)が提出され、以下が報告された。 1)ホームページにリンクする関連団体についての規定:学会や研究会等からのリンクの申し入れに対応するための内規の叩き台が報告された。 2)ガイドライン掲載ページの整理:各ガイドライン管理団体のガイドライン掲載トップページへのリンク集に変更することとした。 3)学会トップページの画像更新:学会が掲げる3テーマ『3分野』『次世代育成』『国際化』に基づくトップページ画像の内、『国際化』の画像を先般行われた第75回のMitral Conclaveの風景に差し替えることとした。 4)バナー広告:学会の収益向上のため、現在未掲載の企業に積極的にアプローチすることとした。 5)メディカルノートとの連携協定締結の報告:学会の活動を一般向けにアピールするに有益であるとの報告があった。
20.総務・渉外委員会 審議事項 1)医師賠償保険他について保険会社から本会ホームページ・ニュースレターへの案内掲載依頼があり承認された。 報告事項 2)団体保険制度案内の早期配布のため準備を進めている。 3)退任理事への記念品(盾)はデザイン案が提示され承認された。
21.JATS-NEXT委員会 第1回委員会議事録(2022/11/7開催)が提出され報告された。第75回定期学術集会ではJATS-NEXTセッション「未来の胸部外科を次世代で考える~あつまれJATS-NEXT」を実施、JATS-NEXTルームを設置し、今後も継続する予定である。委員会年度計画:「第1回JATS-NEXT Annual Conference」(2024/1月開催予定)は骨子を決めること、JATS-NEXTホームページを開設し情報発信をしていくこと、第76回定期学術集会でJATS-NEXTセッションを予定している。
22.定款改訂委員会 特段の報告なし。
23.臓器移植委員会 1)臓器移植医学情報活用合同委員会の設置 2)第46回移植関係学会合同委員会(2022/10/5)での臓器移植実施施設の認定と認定取下げ等 3)第47回移植関係学会合同委員会(2022/12/26)での臓器移植実施施設の認定と認定取下げ等の報告がなされた。
24.胸部外科医労働環境委員会 1)定期学術集会の企画:第76回定期学術集会で領域横断セッション「働き方改革2024に備えて:ここまで実践しています!」が企画されており、本年度は実施しない。 2)一般社団法人日本医学会連合2022年度加盟学会連絡協議会:「医学会におけるダイバーシティの取り組みと課題」(2/10開催)に参加予定である。
25.チーム医療推進委員会(NP・PAWG) 特段の報告なし。
26.国際委員会 特段の報告なし。
27.COI委員会 特段の報告なし。
28.地方会のあり方委員会 特段の報告なし。
第4号議案2023年度理事会・評議員会開催日程の件 年間日程が提出され報告された。 |