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No.712023年6月号)

INDEX

1.2022年度第5回理事会ニュース
2.2022年度第1回臨時理事会ニュース
3.2022-2023年度新旧引継理事会ニュース

1.2022年度第5回理事会ニュース

開催日時:2022年6月24日(金)13:00~17:00
開催会場/方法:日本橋ライフサイエンスビル201大会議室/Hybrid開催

理事会・委員会審議及び報告の件

2022年度委員会構成・委員選任(追加):第4回理事会でJATS-NEXT委員会から新たに数名を関連委員会委員とすることが承認されており、本理事会にて9名が委嘱され、当該委員会にて報告された。

1.理事会
審議事項
1)名誉・特別会員候補者:名誉会長候補者2名、名誉会員候補者6名、特別会員候補者14名が選出され承認された。
2)評議員会開催形式とクレジット:第75回学術集会の際の評議員会(社員総会)開催形式は現地開催とすること、本年から施行される定款施行細則第7章第14条(評議員の義務)「(4)引き続き2回、社員総会に出席せず、かつ、議決権を行使しなかったとみなされた時は、評議員任期終了後の2年間は評議員として選任されることができない」に関して、評議員は事前に議決権行使をせず現地評議員会に出席しなかった場合は、クレジットの対象とならないことが確認された。
3)第123回日本外科学会定期学術集会「知っておきたい外科学の最新トピックス」の司会・講師推薦依頼:学術集会委員会で検討する。
4)日本医師会の疑義解釈委員会委員推薦依頼:本会理事が推薦され承認された。(⇒後日、現委員が継続されることとなった)
報告事項
5)役員立候補:評議員への案内文書が提出され、次々期統括会長1名、次期分野会長:肺1名・食道1名、理事:心5名・肺4名・食1名、監事1名が選出されることが報告された。
6)循環器病対策推進基本計画に向けた外科系3学会の対応:先進的取り組みを進めている自治体の計画の情報共有、外科系3学会で支援・協力すべき業務が報告された。
7)NCD理事推薦:本会および日本血管外科学会からのNCD理事が交代となった。
8)第30回アジア心臓血管胸部外科学会(大北会長):開催概要が報告された。
9)日本医学会「未来への提言」に対する意見募集(依頼):評議員一斉送信で告知し本会として纏めて提出する。
10)「食道癌診療ガイドライン第5版(案)」パブリックコメントへの協力願い:全会員一斉送信で告知した。
11)第1回リーダーシップミーティング議事録(5/12開催)が提出され報告された。「医師の働き方改革要望書」に関しては厚生労働省に働きかけること、第75回学術集会の際の4学会理事長ディスカッションのテーマを検討すること、学術集会のあり方は2026年に3分野会長制が開始となるので準備を進めていく。

2.総合将来計画委員会、3.専門医会員のあり方委員会
第3回委員会議事録(6/2開催)が提出され、第4回理事会での承認事項「専門医は自己申告で専門医会員になること、会費を納めている限り継続となること、評議員選挙権および被選挙権を有すること、一般会員と同額の15,000円とする方針とする」に関して次のとおり検討され承認された。
1)専門医会員のあり方
1.評議員費25,000円(専門医会員費15,000円と評議員費10,000円)とする。
2.専門医であることの自己申告:専門医証明書のコピーをもって申請、専門医は一般会員を経ずに専門医会員申請を可とし、特に食道の方々の入会を促し本会の活性化を図る。
3.全会員アンケート実施
1)具体的内容:(1)年齢、(2)卒後年数、(3)専門領域、(4)勤務施設、(5)所属地方会、(6)会員区分、(7)専門医取得状況、(8)新しい専門医会員の制度、(9)専門医会員の年会費が下がること、(10)専門医会員が評議員選出の選挙権・被選挙権を有すること、(11)自己申告で専門医会員を申請するか、(12)評議員費が5,000円から10,000円になること(評議員費・専門医会員会費の総額は変更なし)。
2)スケジュール:アンケート実施・当該委員会・理事会審議を経て、第75回学術集会の際の評議員会(社員総会)に諮る予定である。

2)2023年度予算
1.Mitral Conclave/Aortic Symposiumへの本会からの助成金のあり方:学術集会会期中に実施し助成金はなしとする方針とする。
2.CTS Net:評議員を対象とし会費を支払う。
3.学術集会参加費:各領域の参加者の増加を目標とし、今後、再検討する。

4.政策検討委員会
報告事項
1)第1回リーダーシップミーティング(5/12開催)にて「医師の働き方改革要望書」の意見交換が行われたこと、胸部外科こそ最も働き方に対して労働環境の改善が必要であり厚生労働省に提出すること、本委員会および胸部外科医労働環境委員会にてアンケートのコメントを集約する。
2)『医学部に入る2023』(新聞出版社週刊誌)記事掲載依頼:本会記者会見「医師の働き方改革」を取り纏め対応する。
3)第75回学術集会の際に政策検討員会のセッション「4学会理事長対談」を企画する。

5.専門医制度委員会
日本専門医機構の各種資料:1)日本専門医機構サブスペシャルティ領域整備基準審査結果報告、2)日本専門医機構認定サブスペシャルティ領域認定料、3)サブスペシャルティ領域専門医認定・更新整備指針等に関する説明会議事概要、4)機構認定サブスペシャルティ領域専門研修プログラムシステム概要説明会文書が提出され報告された。
(1)心臓血管外科専門医認定機構
第3回機構総会議事次第(6/1開催)が提出され報告された。1.試験問題作成委員会報告、2.新専門医制度のマイページ登録、3.症例クレジットの有効期間は問題があり連絡協議会を開催予定である。
(2)呼吸器外科専門医合同委員会
1.2022年度呼吸器外科専門医新規申請胸腔鏡セミナー受講に関する猶予措置:呼吸器外科胸腔鏡教育セミナーの開催中止や延期に対して猶予措置を行う。
2.呼吸器外科専門医制度規則・施行細則の改定。
3.日本専門医機構認定サブスペシャルティ領域審査・認定料請求書、NCDシステム改修等の見積書が提出された。
4.機構認定サブスペシャルティ領域専門研修プログラムシステム概要説明会:アカウント付与は代表学会は日本呼吸器外科学会、担当学会は本会とする。
(3)食道外科専門医報告
専門医新規・更新申請を受け付けていることが報告された。

6.専門医会員選出委員会
専門医資格取得者89名(心46名、肺33名、食・その他10名、うち女性6名)から申請があり申請者全員が専門医会員として選出された。研究者枠での申請者はなかった。

7.選挙管理委員会
選挙評議員393名(男性384名・女性9名)が選任され承認された。

8.推薦評議員候補者選考委員会
推薦評議員37名(男性21名・女性16名)が選考され承認された。

9.会誌編集委員会
審議事項
1)2021年Vol.69優秀論文賞5名が選出され承認された。心臓血管外科:前田孝一、菊先聖、呼吸器外科:吉安展将、前屋舗龍男、食道外科:井上聖也
報告事項
1)GTCS論文投稿・掲載状況(5/31現在)
2021年末をもってCase Reportの新規受付は行わないことを公示、
新規投稿数224編(Original Article 184編/Case Report 2編)、
Accept 72編(Original Article 45編/CaseReport 7編)、
Accept率(Original Article 24.6%/Case Report 24.1%)、
AcceptからOnline First掲載/冊子掲載までの平均所要期間:Accept〜OF掲載24days/Accept〜冊子掲載143days(Original Article 24days/170days、Case Reports 27days/102days)
掲載総数85編(Original Article 41編/Case Report 30編)が報告された。

10.Case Report誌編集委員会
報告事項
1)GTCC論文投稿・掲載状況(5/31現在):日本心臓血管外科学会・日本呼吸器外科学会・日本食道学会のOfficial Journal、Affiliated Journalに承認、4/14より投稿受付開始、7月上旬発刊予定、投稿数全36編、Accept1編(澤理事長Editorial)、査読中18編(内8編Revision確定)、Majorrevision2編(内1編再査読中)、Reject13編、CTS Netにリンクしアピールする。

11.学術委員会
Annual Report2019・2020・2021進捗状況、消化器外科データベース関連学会協議会への参加「2023年度NCDデータを用いた食道分野の研究課題の公募」は本会として演題を公募し2題を決めること、第33回消化器外科データベース関連学会協議会議事録(5/17開催)が提出され報告された。

12.学術集会委員会
審議事項
1)学術集会ホームページの応募要件「演題応募にあたっては、筆頭演者は日本胸部外科学会の会員に限ります。但し、海外からの応募で今後国内勤務の予定がない海外出身者はその限りではありません。」に関して、1.メディカルスタッフの演題登録:参加を促すため本人が会員でなくても「共同演者に本学会会員が含まれていれば演題登録できる」に変更する、また、メディカルスタッフを準会員とする提案が出され、総合将来計画委員会で検討することが承認された。2.「海外からの応募で今後国内勤務の予定がない海外出身者はその限りではありません」は本会は国際化を進めており文言を削除する。
2)3分野会長制の学術集会会場の選定方法が検討され承認された。2026年・2027年の会場を内定:全国候補都市の中から会場の規模・費用・空き状況を調べ決定すること、開催日はEACTSを考慮し10/20以降とする。
報告事項
3)学術集会支援ワーキング設置:構成員および第1回WGを本理事会終了後に開催することが報告された。

第74回定期学術集会報告
学術集会の開催概要が報告された。2021/10/31~11/3、グランドプリンスホテル新高輪、志水統括会長、淺村呼吸器分野会長、北川食道外科分野会長。
1)テーマ:「未来のための今」Shaping“Our”Future
2)開催形式:現地・リアルタイムWEB配信・事後のオンデマンド配信(2022/1/11まで)のフルスペック対応、海外招請者30名がライブでWEB参加し同時通訳を活用
3)事前情報配信:SNS活用プロモーションビデオ等を配信
4)参加費/事前登録(10/18まで):会員(評議員含)20,000/18,000円・企業25,000/20,000円・メディカルスタッフ5,000円・後期研修医(卒後5年まで)15,000/13,000円・初期研修医および学生無料
5)会場の感染対策実施
6)サイエンティフィックセッション:上級セッション63(心臓血管41・呼吸器17・食道5)、応募演題数1,236題(心臓血管750、呼吸器385、食道66、領域横断35)、上級演題採択率(心臓血管38.8%、呼吸器41.0%、食道44.4%、領域横断32.1%)、一般演題から優秀演題6演題を表彰(心臓血管3、呼吸器2、食道1)、3領域のプログラム構成(シンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップ・テクノアカデミー・ディベート他)
7)理事長講演・会長講演・分野会長講演
8)特別講演:福澤克雄氏・向井千秋氏・井上康生氏
9)特別企画:分野横断的な8つの特別企画を用意し、特に4学会理事長対談「未来のための今・JATS/胸部外科学の未来予想図」(本会・日本心臓血管外科学会・日本呼吸器外科学会・日本食道学会)は、今後のJATSのあり方、胸部外科学の発展に関する共通認識を確認する機会となった。
10)学会セッション(委員会企画セッション)
11)単位取得プログラム:PGCは全講演を事前収録し現地・オンデマンド配信、いずれの聴講においても単位取得可能とした。医療安全講習会は双方向性を重視して現地開催、オンデマンド配信でも単位取得可能とした。専門医更新のクレジットとなる専門医制度委員会企画も現地・オンデマンド配信いずれの聴講も可とした。
12)共催関係41枠
13)参加状況:過去最高の4,518名、PGCも2,300名と参加者多数
14)決算報告:COVID-19にて現地開催に加えライブ配信・オンデマンド配信のため過去最大規模となったが、黒字決算となり、成功裏に終了したことが報告された。

第75回定期学術集会報告
審議事項
1)開催形態:現地開催としLive配信は実施しない、国内座長・演者は原則現地参加、ポスターセッションはオンデマンド、海外招聘者参加のセッションにはZoomを設置、指定演題は国内の先生でもZoom参加は可能、第一会場のみカメラ2台設置、それ以外の会場はスクリーン画の収録、オンデマンド配信をするセッションを絞る、配信期間1カ月、通訳は特別講演(外国人名誉会員)のみとすることが報告され承認された。
2)海外招聘者:感染症による入出国時の対応の問題があり、招聘者以外の外国人の国内受け入れは行わない。エアチケット上限額の見直しを図る。
報告事項
3)演題登録:5/17締切、全1,263演題応募(日本語1,218演題、英語45演題)、査読が終了し、一般演題の採択、プログラム編成を行っている。
4)参加登録:1.参加登録費:第74回と同額設定[会員事前/通常:18,000円/20,000円、非会員事前/通常:20,000円/医師22,000円・企業25,000円、メディカルスタッフ5,000円、後期研修医事前/通常(卒後5年まで)13,000円/15,000円、研修医(卒後2年まで)・学生:無料]
2.参加登録期間:事前参加登録期間8/1~9/21、通常参加登録期間9/22正午~11/25 10時
3.参加証発行:第74回と同様に事前に参加登録しネームカードを各自発券(印刷)してお持ちいただく(周知する)、参加証発行は前回同様会期2週間前からとする。
5)ポスターセッション開催方法:最優秀ポスター・優秀ポスター・ポスターにわけ最優秀・優秀ポスターは現地で発表も行い参加者増加に繋げる。
6)PGCオンデマンド配信開始時期は検討を要す。
7)臨時理事会・評議員会・新旧引継理事会日程が報告された。

第76回定期学術集会報告
審議事項
1)Mitral Conclave/Aortic Symposium:過去にAATSとの合同開催で実施されたが、今後について検討された。本会の1つの大きな柱である国際協調は感染症で一時中断されており、本件は第75回学術集会で実施し基準を作ること、AATSとの契約書を再確認し、呼吸器・食道も視野に入れること、国際委員会マターで進めていくことが報告され承認された。また、JATS-NEXTと海外の若手との交流を図る。
報告事項
2)1.分野ごとのプログラム委員会開催:例年より早めに開催し、一つでも問題がクリアになる会、深い議論ができる会とするため、第75回学術集会終了後すぐに第76回のテーマ・課題を提示し、発表者の準備期間を長く取る。
2.上級演題:Clinical Questionを設定し複数セッション構成、問題解決型、ディベートという形態で未解決であった課題を各プログラム委員会で検討する。
3.スケジュール:7/15までに各分野で検討し、次回学術集会委員会、理事会で提示し承認していただく。
4.領域横断セッション:会長会議で審議しプログラムを構築する。
3)日程表案・セッション数:“足るを知る”をコンセプトに6会場に絞る。
分野開催日:心臓2023/10/19~21、呼吸器10/19~20、食道10/20~21、JaSECT10/20~21、領域横断セッション・委員会セッション等10/20、ポスターセッションは従来型の紙での発表とし、一般演題はポスター発表に比重を置くことを検討している。

13.財務委員会(財務WG)
審議事項
1)特定非営利活動法人日本胸部外科学会「令和5年度活動予算書(案)」(令和4年8月1日から令和5年7月31日まで)が報告され承認された。
経常収益計68,049,000円、事業費計118,956,000円、管理費計62,648,800円、経常費用計181,604,800円、当期経常増減額△113,555,800円、経常外費用計税引前当期一般正味財産増減額△113,555,800円、法人税、住民税及び事業税70,000円、当期一般正味財産増減額△113,625,800円、前期繰越一般正味財産額104,426,298円、次期繰越一般正味財産額△9,199,502円。
2)一般社団法人日本胸部外科学会「令和5年度損益予算書(案)」(令和4年8月1日から令和5年7月31日まで)が報告され承認された。
経常収益計371,288,000円、事業費計239,878,000円、管理費計9,635,800円、経常費用計249,513,800円、経常利益121,774,200円、経常外費用計税引前当期利益121,774,200円、法人税・住民税及び事業税6,590,200円、当期利益115,184,000円。
3)本会の財政の問題点と解決策:専門医会員会費の値下げが承認された場合の対応策が検討され、学術集会の会計の見直しを図ることとなった。会費値下げを会員数の増加に繋げること、また、今後の課題として準会員制度(メディカル・スタッフ他)を検討することがあげられた。

14.倫理・安全管理委員会
報告事項
1)第75回学術集会時の医療安全講習会の内容が決定された。
2)一般社団法人日本医療安全調査機構の定時社員総会(6/9開催)資料が提出され報告された。
1.令和3年度決算報告(案)
2.役員名簿変更
3.医療事故調査制度の現状報告(5月)
4.医療事故調査センター2021年度年報
5.令和4年度1次厚生労働科学研究申請概要「公募研究課題:医療機関内の医療事故の機能的な報告体制の構築のための研究」は科学研究費補助金対象研究として採択
6.医療事故調査・支援事業運営委員会の再発防止のあり方ワーキング(C)企画(案)
7.医療事故の再発防止に向けた提言、令和3年度事業報告の資料が提出され報告された。

15.診療問題委員会
「令和6年度診療報酬改定に向けた要望項目アンケート依頼」(外保連実務委員会)が提出され、令和4年度医療技術評価提案書をふまえてアンケートに新たに「提案実績の有無」「提案当時の名称」「追加のエビデンスの有無」「ガイドライン等での位置づけ」「薬事承認されていない医薬品・医療機器又は対外診断用医薬品の有無」が追加されたこと、令和6年度診療報酬改定に向けた実務委員会活動スケジュール(案)が報告された。

16.ガイドライン委員会
1)日循ガイドライン
1.2023年ガイドラインフォーカスアップデート版(委員推薦)
2.2024年改訂版心臓血管疾患における遺伝学的検査と遺伝カウンセリングに関するガイドライン(委員推薦)
3.循環器領域におけるダイバーシティに関するガイドライン(合同作成のため同意書契約締結)
2)大量出血症例に対する血液製剤の適正な使用のガイドライン(委員推薦)が報告された。

17.研究・教育委員会
審議事項
1)第5回JATS Research Project Awardの委員会選考結果が当理事会でも承認された。各研究には進行管理者(委員)も選出した。
JATS award for transitional clinical research(臨床研究助成):木村亨(肺)
JATS award for young investigators(若手胸部外科医研究助成):内山光(心)、田中真(肺)、坊岡英祐(食)
来年への申し送り:主に多施設共同大規模臨床研究を対象とするJATS award for transitional clinical research(臨床研究助成)について、個人情報保護法の改正に伴い、倫理審査委員会の承認が主たる施設で得ていれば良いのか、各施設で必要となるのか、現時点では流動的である。次回第6回の募集に当たっては来年その時点での動向を鑑み、必要とあれば各施設で倫理審査委員会の承認を取ることを応募条件に追加する。
2)JATS・JSCVS・JaSECT合同心筋保護Taskforce:全国規模心筋保護法アンケート調査(回収率86%)の集計結果を受け、第4回委員会(4/26)を開催し、結果内容の確認と今後の方向性について議論したこと、第75回学術集会での報告とGTCSへの論文投稿を決定したことが報告された。また、一般社団法人日本心筋保護研究会から同研究会第3回学術集会での本アンケート結果報告依頼があり、本会学術集会より前の発表となるため当理事会で検討され承認された。
報告事項
1)第5回JATS Research Project Award基金:趣意書を送付
2)Postgraduate Course:第75回学術集会の座長・講師候補者が全員就任諾となったこと、オンデマンド化を受け各種作成要項を改訂、テキストは抄録形式から講演スライドの纏めに変更、日本専門医機構外科領域講習の単位付与のため講師にはe-learning用テストも作問いただく。
3)呼吸器外科サマースクール:7/9~10、神戸医療機器開発センター・ニチイ学館ポートアイランドセンター、心臓血管外科サマースクール-なぜ今、心臓血管外科なのか?体験し、語らい、見つけよう!-:8/27~28、参加者・会場は分散。

18.JATS Academy委員会
審議事項
1)JATS後援WEBセミナー:Abbott社からの申し込みが委員会に続いて当理事会でも承認された。
報告事項
1)JATS Academy教育プログラム:コロナ禍により延期していた第1回の会期予定が報告された。第2回はともに第75回定期学術集会で予定している。第1回MICSワークショップ:9/4、国立循環器病研究センター会議室、第1回大動脈弁形成ワークショップ:8/21、日本ライフライン・天王洲アカデミア(研修センター)
2)関連教育プログラム:TAVIワークショップ(当会、日本心臓血管外科学会、日本経カテーテル心臓弁治療学会の3学会共催)は、第3回を6/19、国立循環器病研究センター会議室で実施し、第4回は第75回学術集会で予定している。
3)JATS Academy Webinars:テーマと講師を選定中で心臓・肺・食道の順で企画予定、JATS-NEXTからの新委員を加え、7月に委員会を開催する。

19.広報委員会
報告事項
1)株式会社メディカルノートとの連携協定書「医療情報の発信に関する総合的な連携協定」:締結後、細部の詰めを行っていることが報告された。
2)News Letterメール:No.66(2022.5)、No.67(2022.6)を発行した。
3)バナー広告:日本ゴア合同会社、SBカワスミ株式会社から申し込みがあり、現在掲載のコヴィディエンジャパン株式会社、株式会社カイトー、エドワーズライフサイエンス株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社に加えて全6社となる。

20.総務・渉外委員会
報告事項
1)JATSピンバッチは第75回学術集会会期中に会員に配布する。
2)勤務医師賠償責任保険および所得補償保険の受付状況、保険料のクレジット払いを導入した。

21.JATS-NEXT委員会
審議事項
1)コアメンバー:42名を選出した。地方会毎に選出しており活躍の場を設けていたきたいとの要望が出された。各領域リーダーは3名とし、理事会オブザーバーに就任いただくことが提案され承認された。
2)内規変更:第8条コアメンバーの定員数の見直し、第10条コアメンバー要件が報告され承認された。
3)第75回学術集会でのセッション:JATS-NEXTセッション、Academic Surgeonsセッション(事前にアンケートをとり、それらを基に発表する)、交流会場を設置することが承認された。
報告事項
4)委員会の担当:国際委員会・地方会のあり方委員会・JATS Academy委員会にJATS-NEXT若手委員各3名が委嘱された。

22.定款改訂委員会
審議事項
2026年の学術集会から統括会長を廃止し、3分野会長制で学術集会の開催が行われるため、定款施行細則に関して分野会長選任の条項を改訂することが報告され承認された。評議員会に諮り次年度から施行する予定である。

23.臓器移植委員会
特段の報告なし。

24.胸部外科医労働環境委員会
第75回学術集会の際の本委員会企画セッションが報告された。
テーマ案「若手胸部外科医の働き改革は“どうなる?どうして欲しい?どうしたい?”」
各領域(心臓、呼吸器、食道・消化器)30分×3、若手講演15分、司会:理事3名、演者:JATS-NEXT3名、「指導医レベルdiscussantとの質疑応答15分」
1)若手の働き方について何を改善すべきか?
2)手術以外の業務についてどう思うか?
3)新人を増やすにはどうしたら良いか?今後、胸部外科医は増えていくのか?
4)5年後、10年後の自分はどうなっていたいか?どのように働きたいか?

25.国際委員会
1)フェローシップ留学達成状況:2021年留学達成者3名、2022年留学達成者1名、コロナ禍で留学待機17名
2)長期留学に伴うフェローの辞退1名、課題として、助成金のあり方、また、応募者の減少があげられた。

26.COI委員会
報告事項
1)「医学研究のCOIに関する指針」に基づき、「役員等の利益相反自己申告書」の提出依頼(対象120名)をしたことが報告され協力依頼がなされた。

27.地方会のあり方委員会
報告事項
1)第75回学術集会JATS Case Presentation Awards準備:座長・審査員推薦、演者推薦各地方会提出状況、評価方法が報告された。
2)JATS-NEXTとの連携:各地方会代表に協力を依頼した。

その他
1.ロボット心臓手術関連学会協議会
外保連試案に新規3項目
1)胸腔鏡下(ロボット支援)弁置換術
2)胸腔鏡下(ロボット支援)心房中隔欠損閉鎖術
3)胸腔鏡下(ロボット支援)心腫瘍摘出術・心腔内粘液腫摘出術を申請しており、外保連手術委員会(6/10)にて説明を行ったが、継続審議とすることが報告された。

2.2022年度第1回臨時理事会ニュース

開催日時:2022年10月5日(水)11:00~12:00
開催会場:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル1Fシルク

定時評議員会(社員総会)議事進行の件
定時評議員会議事進行・表彰式・閉会式マニュアルが提出され説明された。

理事会・委員会審議及び報告の件

1.理事会
「第4回サブスペシャルティ学会理事長との協議議事録(案)」(9/8開催:日本外科学会)が提出され、議題「学術集会の在り方の新たなコンセプト」について、学術集会を協同で運営するための新法人設立の提案が検討されていることが報告された。今後の進捗状況を見ながら対応する。

4.政策検討委員会
報告事項:医師の働き方改革に対するアンケート結果をまとめ、要望書を関連4学会理事長から厚生労働省医政局医事課に提出したこと、第75回定期学術集会の際に医師の労働時間規制について関連4学会理事長と厚生労働省課長との対談が企画されていることが報告された。
審議事項:対談の前に社会に周知するために「働き方改革で厚生労働省に要望書 背景にあるマンパワー不足の実態」の記事を作成しホームページに掲載することが提案され承認された。

5.呼吸器外科専門医合同委員会
審議事項:NCD施設認定用データ抽出作業費用の見積もりが提出され承認された。
報告事項:2021年専門研修施設申請の概要が報告された。

12.第76回定期学術集会
齋木次期統括会長から学術集会のテーマ
「Harmonization(調和)とCo-Creation(共創)-to go one step further-」が報告された。

15.診療問題委員会
診療報酬改訂に関する3学会協議の議事録が提出された。

21.JATS-NEXT委員会
審議事項:活動内容等を学会内外に広報するためホームページを作成することが提案され承認された。
報告事項:JNAC進捗報告:第1回JNAC(JATS-NEXT Annual Conference)、テーマ「胸部外科のcrossoverを目指して(仮)」、2024年1月大阪現地開催、参加目標人数500人予定であることが報告された。

3.2022-2023年度新旧引継理事会ニュース

開催日時:2022年10月8日(土)7:00~7:50
開催会場:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル1Fシルク

1.新旧引継ぎ
新任者・退任者・役職変更者の挨拶が行われた。また、事務局職員永年勤続者が表彰された。

2.委員会委員長・副委員長構成の件
2023年度委員会委員長および副委員長(案)が提示され承認された。委員会委員は第1回理事会で決定する。

3.2023年度理事会開催スケジュール
第1回理事会は2022年11月に開催することが報告された。

4.今後の学術集会
第76回定期学術集会2023/10/18(水)~21(土) 仙台国際センター(後日、10/19(木)~21(土)の3日間に短縮変更された)
第77回定期学術集会2024/10/30(水)~11/2(土) ホテル日航金沢 他(後日、11/1(金)~4(月/祝)に変更された)

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